先日、ちょいとオシャレなカフェで遅めのランチをしていたときのこと…。
女の子か、もしくはオシャレなカップルしかいない店内に、
ちょい場違いなおっちゃん二人が入ってきました。
ごま塩な角刈り頭に、シャツはズボンにイン。
もう一人もだいたい同じスタイルで、口ひげ。
いかつめです…。
テルヨ、ちょっと気になる。
ひそかに、注目。
はじめはけっこうお客さんがいたのですが、
ちょうどおっちゃんたちが来た頃から、
お客さんが引いてきて、
おっちゃんたちの会話もちょっと聞こえてきた。
風貌からしたら、
工事現場の話とか、
はたまた近所や親戚のいざこざの話とか
してそうな感じだったんですが、
二人から聞こえてくる会話は、
なんと
「フランス王朝とメディチ家のつながり」
だったり、
「オードリーへプバーン」や「グレゴリーペッグ」
そして、「ルキノ・ビスコンティ」やらアタシの知らない俳優さん(であろう)
名前などなどの映画の話だったり。
人は見かけで判断してはいけない、
と一人ランチを食べながら反省。
そういえば、風貌は怖そうだけど
店員さんにもけして横柄ではなく優しい感じだったし、
食べてるのはスィーツだったし(笑)。
私もたとえ見た目がすんごいおばさんになったとしても
スマートな会話や身のこなしが出来る女性でありたいですねぇ。
やはり、人は外見よりも中身です。
角刈りのおっちゃんに教えられた、1日でした。